@article{oai:shonan-ums.repo.nii.ac.jp:00000121, author = {鈴木, 雄介 and 生田, 宗博}, issue = {1}, journal = {日本作業療法研究学会雑誌}, month = {Aug}, note = {拮抗失行とは、右手の随意行動に対して左手が不随意に反対目的の行動をとるものと定義されているが、その他の失行症と同じく、研究者間によって見解の相違が際立ち、リハビリテーションの報告も稀少である。今回、80歳代女性で、右頭頂葉、右後頭葉内側面と外側面、右側頭葉後方極、右視床から内包後脚にかかる出血性梗塞により拮抗失行を呈した症例を担当した。片手での単純動作であれば左手を静止できたが、左手で紙を押さえて右手で破る際に、左手で右手を押さえてしまうという行動が出現した。また、更衣動作時の右手の袖通しなどの際、左手が反対目的の行動をとることで着衣動作に重度の介助を要した。先行研究を参考に、動作を細分化するとともに聴覚・視覚的フィードバックを用いた練習を実施することで若干の介助量の軽減が図れた。しかし、病棟での更衣動作時には左手の不随意な行動が高頻度に出現し、生活場面での般化には課題を残した。(著者抄録)}, pages = {37--41}, title = {拮抗失行症例に対する動作の細分化と聴覚・視覚的フィードバックを用いた更衣動作獲得に向けた関わり}, volume = {21}, year = {2018} }