@techreport{oai:shonan-ums.repo.nii.ac.jp:00000129, author = {鈴木, 雄介}, month = {Dec}, note = {00784232, 湘南医療大学保健医療学部リハビリテーション学科作業療法学専攻, 本研究は研究代表者が行ってきた外傷性脳損傷患者の家族介護者の精神的健康度に関する継続的な研究である。研究代表者は先行研究で、外傷性脳損傷患者の社会的行動障害と家族介護者の精神的健康度の関連性を明らかにしたが、家族介護者に対しての具体的な対応方法を提案することはできなかった。社会的行動障害とは、高次脳機能障害の全般的症状である記憶・注意・遂行機能の各障害とは異なり、明確な認知リハビリテーションや対処の仕組みが解明されていないだけでなく、医療制度と施設利用などでの対応が著しく困難な障壁が存在するとされている。関連学会のシンポジウムにおいて「社会的行動障害がもたらす生活のしづらさ」が提案されるなど、近年特に注目される問題となっている。 本研究の目的は、介護期間の長い家族介護者の方が精神的健康度は高く、患者の社会的行動障害にも対応できていたという研究代表者自身の先行研究の結果を踏まえ、全国の外傷性脳損傷家族会の代表者もしくは、家族会会員からの相談業務を担っている家族介護者に対してインタビュー調査を行い、外傷性脳損傷患者の社会的行動障害への対応方法を明らかにすることである。本研究は、研究代表者の先行研究を含めた外傷性脳損傷患者の家族介護者の精神的健康度に関する研究で得られた結果から生まれた問いに対して、当事者である家族介護者と共に解を求めることに学術的独自性を有していると考える。 研究の具体的内容および方法としては、所属研究機関の研究倫理審査の承認後、同意の得られた家族会代表者に対し、順次各地の家族会を訪問し個別インタビューを実施していく。インタビューの内容は外傷性脳損傷患者の社会的行動障害への対応方法について家族会会員にアドバイスしている内容について半構成的にインタビューを実施する。当該年度にインタビューを実施し、次年度よりインタビュー内容の分析に着手し、成果報告を行う予定である。, 00784232, 18K13009}, title = {外傷性脳損傷患者の社会的行動障害への対応方法に関する研究:家族会代表の視点から}, year = {2019} }